ラウンドさながらのプレーを楽しめるゴルフシミュレーター。導入にあたって気になるのは金額ですが、忘れてはいけないのが搭載機能とカメラセンサーの精度。本当にマッチしているかを確認するなら、実際に試してみるのが一番です。
このサイトでは試打スペースを用意している販売会社を、導入費用が安い順にランキング形式でご紹介しています。
ゴルフシミュレーターの導入を検討している方に向けて、価格や性能・サポートについて徹底リサーチ!
試し打ちができるショールームを設けている会社の中から、導入価格が安い順に紹介しています。
1位golf land(ゴルフランド)
商品名・性能 |
【G-SHOT SMART2】
●2年もの期間を費やして、プロのトーナメントプレイヤーが製作に携わるG-SHOTの進化版。 【Joy Golf Smart+】
●3ラインセンサー搭載ゴルフシミュレーターの進化版。 |
---|---|
導入費用 |
【G-SHOT SMART2】 【Joy Golf Smart+】 |
アフターサポート |
自社開発だからこその迅速なサポートが魅力。担当者が24時間体制で対応にあたるため、ソフトウェア的なトラブルはほとんど翌日に復旧している。部品も純国産のため、物理的な故障の際も素早い対応が可能となっている。 |
店舗・ ショールーム |
全国のゴルフバーや練習場などに導入されており、コンパクト設計の「G-SHOT SMART2」は個人宅への設置も多い。東京・愛知などにショールーム有り。 |
2位GOLFZON(ゴルフゾン)
商品名・性能 |
【GDR】
●ハイスピードカメラを活用し、細かいデータを分析することができる。 |
---|---|
導入費用 |
【GDR】 |
アフターサポート |
ゴルフシミュレーターの本場・韓国製のため性能は高いものの、遠隔地ゆえにサポート体制には少し不安があるかもしれません。しかし国内に専任のメンテナンスチームを抱えており、定期点検や代替機対応などを迅速に行ってくれます。事業者にとっても安心して利用できるシミュレーターと言えるでしょう。 |
店舗・ショールーム |
直営の打ち放題インドアゴルフ練習場を展開しているので、見学や試打で利用できるのが魅力。東新宿へ足を延ばせる方は、一度体験してみることをオススメします。 |
3位DITECT(ディテクト)
商品名・性能 |
【CYGNUS】
●製造や開発を国内で行っている。 |
---|---|
導入費用 |
【Cygnus】 |
アフターサポート | 国内で製造・開発を行っているメーカーの強みとして、修理やアップデートなどの問い合わせに対する迅速なサポートが挙げられる。修理はワンストップサービスとして提供しているため、業者間をたらいまわしにされることもなく、安心して導入できるのがメリット。 |
店舗・ ショールーム |
全国各地にある弾道測定器設置店舗では、実際に動かしてみて使用感を確認することが可能。千葉県にあるディテクトの直営店「GOLF SWING BETTER」では、予約システムを含めたトータルソリューションを提供してもらえる。 |
4位GTS(ジーティエス)
商品名・性能 |
【GTS PRO】
●高速カメラを2機搭載し、ボール速度・角度・スピンの動きを再現。 |
---|---|
導入費用 |
【GTS PRO】 |
アフターサポート |
保守契約を結ぶことで、アフターサービスを受けられる。遠隔サポートを通じてリアルタイムで解決するのが基本だが、解決できない場合は、スタッフが来て対応してくれる。 もし夜間・休日を挟む場合は、48時間以内に対応可能。遠隔サポートの受付時間については問い合わせが必要。 |
店舗・ショールーム |
公式サイト内にて全国のGTS設置店舗が検索でき、そこではもちろん試し打ちもできる。 |
5位SDR(エスディーアール)
商品名・性能 |
【SDR GOLF SIMULATOR】
●スイングレッスンからラウンドまで、数多くのプレイモードが選択できる。 |
---|---|
導入費用 |
【GTS PRO】 |
アフターサポート |
導入検討段階からサポートがスタート。実際に設置する場所を専任担当者が訪問して確認し、設置工事後は操作説明を行ってから引き渡しが行われるので安心して使うことができる。 |
店舗・ショールーム |
ダンロップクラブハウス新宿店や、ダンロップスポーツマーケティング大阪支社内にショールームが設けられている。 |
このランキングでご紹介したゴルフシミュレーターは、導入金額が手ごろなだけではなく、機能性の高さやアフターサポートが充実していることなど、これから導入を考えている方にとってメリットがたくさんあるのが人気の理由。
ここでは首位のゴルフランドが扱っている「Joy Golf Smart+」の機能を参考に、導入者からの評価が高いゴルフシミュレーター選びのポイントについて解説していきましょう。
「Joy Golf Smart+」が持つ最大の特徴は、ショットした瞬間の映像が流れるスナップショット機能です。
スナップショットがアニメーションで表現されているゴルフシミュレーターが多い中、「Joy Golf Smart+」では実際の映像でインパクトの瞬間を再現。
赤外線センサーからカメラセンサーに変わることで、打席回りにセンサー等の障害物が無くなり、ゴルフシミュレーター利用におけるストレスを軽減してくれます。
ハイスピードカメラがボールの動きを正確に再現!
つまり、重要なのはカメラセンサーの精度です。高速度カメラ搭載のセンサーが、天井からショットの瞬間を数ミリ秒単位で計測。打った瞬間の球のほんのわずかな動きも見逃がさない精度の高さは、プレイヤーの満足度を高めることは間違いありません。
クラブがボールに当たった時の入射角度まで高精密に読み取ることはもちろんのこと、ディンプル(ボールのデコボコ)の動きからボールの回転方向まで検出できれば、バックスピンやサイドスピン、フック・スライスまで細かく再現することができます。
とにかくリアルなゴルフシミュレーターを求めている人には、「Joy Golf Smart+」のように高速度カメラセンサーを有するゴルフシミュレーターがオススメです。
足元にセンサーを置くことの多いゴルフシミュレーターですが、猛スピードで振り下ろされるクラブと近ければ近いほど当たってしまう確率は上がり、それによって壊れてしまうことも。
近年は「Joy Golf Smart+」のように天井にカメラを備えるシミュレーターも出てきたので、こういった悩みも減ってきたのではないでしょうか。
飲食店などに設置する場合、お酒を飲んでプレイする人がいることを考えると、「天井カメラで故障リスクを回避できる」と言えるでしょう。
センサーが足元になければ、特定の位置から打つ必要もありません。打席幅を広く取れるスペースさえあれば、右利きの人だけではなく、左利きの人でもスムーズにプレイできます。
地味に思えるかもしれませんが、指定の場所に必ずボールを戻さなければならないのは、普段使いをしている中でストレスになっている人も多いかと思います。このどこからでも打てるという機能は、実際に使い続けてみないとなかなか気づけない隠れたメリットなのです。
ゴルフシミュレーター 知っ得コラム「赤外線vsカメラ」
シミュレーションゴルフのカタログを見ると、使われているセンサーは赤外線と高速カメラの2種類であることに気が付いている人もいるでしょう。
最近多くなってきたカメラセンサーは年々精度が高くなっており、正確にボールのスピン量まで計測できることから、各メーカーも導入を進めています。では、赤外線センサーは時代遅れなのでしょうか。
どちらのセンサーにもメリット・デメリットがありますので、ゴルフランドのように両方のタイプがあるメーカーを選ぶことで、設置場所や用途に合わせて使い分けられるのではないでしょうか。
ゴルフシミュレーターを選ぶときには後回しにしがちですが、実は最も大切なのがアフターサポートです。
店舗設置のケースであれば、営業中にマシンのトラブルが起こったらすぐに修理をしないと利益を損ないます。24時間体制で技術者が常駐しているような提供会社であれば、いつでも対応が可能という点で安心できるはず。特に店舗営業に携わる方は重視しておくべきポイントです。
メンテナンスに関して補足すると、実は国内で使われているゴルフシミュレーターの多くは海外製。いざ修理をするとなると、部品を海外から送ってもらう必要が出てくることもあります。
数は少ないものの国産のゴルフシミュレーターを開発・提供している会社もあり、そういった会社であれば部品の取り寄せも楽々。サービス担当もすぐに駆けつけてくれるので、より安心できますね。このランキングで言うと、ゴルフランドやディテクトが国内メーカー。ゴルフシミュレーターを選ぶ際は、それが国内製なのかをチェックしておいても損はありません。
ゴルフシミュレーターの導入コストは、決して安くはありません。だからこそ、長く安心して使えるものを選ぶことが大切です。
アフターサポートがしっかりしていて、故障しにくい設計になっているのは当たり前。その上で、シミュレーターとしての性能が高いものを選ぶようにしましょう。個人で楽しむ場合はもちろん、集客ツールとして導入する場合でも選び方は同じです。
選び方のポイントを押さえた上でもう一度ランキングを眺めてみて、運命のパートナーとなるゴルフシミュレーターに出会ってください!